結節の鑑別(第32回画像診断セミナー)
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概要
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CT検査で結節性病変を診断する機会は年々増加している.鑑別診断に際して,悪性である原発性肺癌や転移性肺腫瘍を正確に診断することが重要である.しかしながら,非常に多くの病変が結節や腫瘤影を呈し,鑑別診断が多岐にわたるためにHRCTで詳細な形態診断を行う必要がある.結節性病変のなかで動静脈瘻や粘液栓などの病変は特徴的な形態を呈するために,HRCTで診断が可能である.鑑別診断を絞り込むためにもHRCTによる形態診断は有用であり,結節の辺縁の性状,内部構造および周囲既存構造との関係で解析すると病変を絞り込むことができる.経過観察による腫瘍径や容積の変化もCTにより正確に行うことができる.
- 2007-04-20
著者
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