複数の物体検出手法の相互補完に基づく人物動線計測(テーマ関連セッション3)
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概要
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近年、小売店などで店内の顧客の動線や行動から動向解析を行い、商品の仕入れや棚割に活用したいという要望が高まりつつある。多数の人物が存在する環境下では人物相互の遮蔽が生じ、1台のカメラで人物を安定に追跡することは難しい。そこで本稿では全方位カメラを用いて、全ての領域を複数の方向から観測して遮蔽の問題を軽減し、背景差分,視体積交差法,パタン学習による人物頭部検出の3つの手法が相互に補完する枠組みを定め、多数の人物が入退出する実環境下でも安定した検出・追跡が行える人物動線計測手法を提案する。
- 2007-03-19
著者
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丸山 昌之
株式会社東芝研究開発センターマルチメディアラボラトリー
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窪田 進
株式会社東芝研究開発センターマルチメディアラボラトリー
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高畠 政実
東芝テック株式会社技術本部コア技術開発センター
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三枝 慎治
東芝テック株式会社技術本部コア技術開発センター
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高畠 政実
東芝テック コア技術開発セ