コンピュータ資源活用のためのヒューリスティック手法を用いたNQSパラメータの最適化(クラスタ,「ハイパフォーマンスコンピューティングとアーキテクチャの評価」に関する北海道ワークショップ(HOKKE-2007))
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概要
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理研におけるPCクラスタ(RSCC)の利用効率向上をテーマとし,スケジューラ(NQS)のパラメータの最適化を行った.手法としては,NQSと同じふるまいをするシミュレータを構築し,数理計画法のひとつであるRandomized Local Searchを用い,過去の統計情報に基づいてパラメータ設定の最適値の探索を実施した.現行のパラメータ設定による結果と最適化による結果とを比較した結果,サンプリングしたある期間においては93%から96%の利用効率の向上が見られた.また,十分大きくしたパラメータ設定と提案するパラメータ設定を比較することによって,パラメータ設定における最適化の重要性を確認することができた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-03-01
著者
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