特発性正常圧水頭症(iNPH)診療における神経内科の役割と問題点(<特集>特発性正常圧水頭症)
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概要
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特発性正常圧水頭症(iNPH)は,診療ガイドラインが出版されて以来,再び注目されている.本症の診断法が根本的に変わったことから,神経内科医は,今日的なiNPHの診断法を学び,本症を正しく診断する能力を身につけなければならない.歩行障害を初発症状とする本症は,神経内科を受診することが多いと考えられるからである.本症のように,歩行障害を呈する皮質下性認知症にはさまざまなものがある.これらの疾患はいずれも比較的頻度が高く,神経内科医にとっても診断が容易でない疾患が多い。そこで,この領域に精通した神経内科医が,本症の診療に積極的にかかわっていく必要がある.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 2007-05-20
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