電子社会の仕様作成と社会規則の動的変更(<特集>若手の会,PBL(Project-Based Learning))
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概要
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高度な安全性をもつ社会基盤情報システム構築のため,電子社会の仕様とモデルを先行して作成するという安心電子社会の研究指針がある.ここで仕様化の対象は情報システムとして実現可能な社会規則に限られるとされるが,システム実現上の難度の階層等の検討はまだ今後に待つところが大きい.本稿では,規則変更の規則の有無に着目し,安心電子社会研究を,仕様の動的変更手続きを含むクラスと含まないクラスに二分することを提案した.ソフトウェア開発過程の形式化技法であるプロセスプログラミングの理論を用いて,前者が技術的により難度の高い問題を含むことを示した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-03-14
著者
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