文字認識ビジネスに取り組んで15年(一般セッション1(動き・トラッキング),文字・文書の認識・理解)
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概要
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私がメディアドライブ株式会社(旧:メディアドライブ研究所)で文字認識関連技術の研究や商品化を始めたのは今から約15年前の1990年である。当初は、進化し始めたCPUとCG技術を利用した新しいパソコンやカーナビゲーションシステム、医療用エキスパートシステム、音声認識、などの研究開発も併行して行う計画であった。しかし、1991年にバブルが崩壊し、新しい研究への投資が困難になり、文字認識技術を中心とした研究開発を行うようになった。パソコンの能力が飛躍的に向上していくことを予測し、商品はすべてパソコンのソフトウェアで実現しようと考えた。約1年半かけてできた最初の商品がMacintoshパソコン上で動作する文書OCRソフト、MacReader Japanである。その後、約15年間にわたり文字認識技術やクロスメディア検索技術の研究・商品化に取り組み、今日に至っている。本稿では、主に文字認識ビジネスに取り組んだ15年間を振り返り、その間に進めてきた商品化戦略や、特に記憶に残っていることを中心に紹介する。
- 2007-03-08
著者
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