コロケーションに着目した日本語テクストのメッセージ分析(言語資源・文書分析)
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概要
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日本語テクストに含まれる語彙項目間のコロケーションに着目し、その状況を視覚化することでメッセージ分析を行なう方法について考察した。このとき統計手法としては主に多次元尺度構成法を用いている。本発表ではコロケーション定義のうち重要な部位をなすspanについて、値や判定法を変化させた際の分析結果との相関について検討した。これによって語彙項目以外をspanに含まない方式には、分析結果がspanの値によって過敏には左右されない特徴があることを明らかにしている。対象テクストが恒常的に有していると考えられるメッセージを抽出し分析するという観点からはこの性質はのぞましい点にも言及した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-03-28
著者
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