集団的宗教儀礼におけるField REG実験(特別講演 1,第23回生命情報科学シンポジウム)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
物理乱数発生器を用いたミクロPK実験は、観測問題における観測者の意識の役割を考える上で重要な意味を持っている。著者らはブラジルと日本の集団的宗教儀礼(とくに治療儀礼)などでREG(RNG)を用いた「Field REG」または「Field Consciousness」の計測実験を続けてきた。本論文では、ある程度の肯定的な実験結果が得られていることを概観する。しかし、距離による効果の減衰や、参加者の人数との相関などの特性については、まだ明確な傾向は確認されていない。定性的には、REG出力の偏りが儀礼の「盛り上がり」に対応するかのように山形に上昇-下降するパターンがみられることがあるが、これは従来のPK実験における「下降効果」に類似している。そもそもField REG自体が探索的な性質を持った実験であり、今後、さらなるデータの蓄積と、適切な分析方法の確立が望まれる。
- 国際生命情報科学会の論文
- 2007-03-01
著者
関連論文
- Field REG研究の現状 : 2004年度PA大会で報告された研究と、ブラジルの宗教儀礼でのフィールド調査の報告(スピリチュアル・ヒーリングをめぐる実証的研究, 第37回日本超心理学会大会)
- 集団的宗教儀礼におけるField REG実験(特別講演 1,第23回生命情報科学シンポジウム)
- 意識現象・確率現象・量子現象とRNG測定系(ワークショップ,第32回生命情報科学シンポジウム)