東京ガスにおけるORチームの変遷(<特集>職業としてのOR)
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概要
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東京ガスのORチームは,社運を賭けて取り組んだ三大プロジェクトの遂行のために1971年に設立された.設立当初は華々しい成果を上げたものの,次第に課題が小粒になり,計算屋と化していった.梃入れにと1991年には研究部門へ移り,長期的な視点での研究に力を入れた.研究所での5年間の充電期間を経た後,企画部門に異動し,現在は経営に直結する課題の解決に携わっている.一方,2000年代に入ってから,ORを実践する組織が新たに二つできた.営業や製造供給の現場からのORニーズに応えるチームと,市場リスクを管理するチームである.三つのORチームはそれぞれに活躍している.
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
- 2007-03-01
著者
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