UIST2006参加報告
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概要
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UIST2006(第19回ユーザインタフェースソフトウェアおよび技術に関するシンポジウム)は、ACM SIGCHI(コンピュータヒューマンインタラクション研究会)とSIGGRAPH(コンピュータグラフィックス研究会)が共催する、ユーザインタフェースに関する国際会議である。ユーザインタフェース研究の最も代表的な国際会議には、CHI(カイと呼ばれる〕と、このUIST(ウイストと呼ばれる)の二つがあり、いずれも最先端の研究成果が発表される。CHIが入念な評価結果を含む学術論文に近い研究成果を多く扱うのに対し、UISTは新規性やシステムとしての将来性に重きを置いている点が異なる。今年のUISTは、スイスの保養地モントルーで、2006/lO/15から18までの4日間開催された。今年のUISTは、参加者数220名であり、登壇発表40件(フルペーパー29件、テクニカルノート11件)、デモ43件、ポスター20作の発表があった。なお登壇発表論文の採択率は23%と厳しい。UISTは伝統的にシングルセッションであり、ほとんどの参加者が一つの会場に朔から夕方まで詰めて、密度の濃い会義を行う(さすがにバンケット明けの最終日午前は減ったが)。招待講演は、前年のチューリング賞受賞者であるコペンハーゲン大学Peter Naur博士による「計算機VS人間の思考」と題する講演と、スイスIDIAP研究所のJ.R.Millan氏による「脳-コンピュータインタラクション」と題する講演の2件だった。
- 2007-02-09
著者
関連論文
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