ファジイ理論を用いた小編成楽曲の編曲
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概要
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本論文では,主に管楽器のアマチュア演奏者を対象として,できるだけ演奏しやすいトランスクリプション楽譜を出力するシステムを構築するため,ファジィ理論を用いて演奏難易度を表現し,楽器の割り当てと調を決定する方法を提案している.演奏難易度情報として音域と調を考え,演奏する楽器と楽譜のパートの組合せに対して適合度というパラメータを導入することにより,対象を組合せ最適化問題として定式化した.この最適化問題の解の探索方法として分枝限定法とハンガリー法の併用が可能であることを示している.また,アマチュア演奏者を被験者として音域と調の演奏難易度についての調査を行い,その結果を用いてトランスクリプションを行った.結果として,演奏者の能力に応じたトランスクリプション楽譜を出力することができた.
- 2007-02-23
著者
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