一般演題 23 環境要因による神経堤障害
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概要
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我々は,先天異常発生の予防と治療,並びに放射線防護・安全性対策についての基礎的資料を得る観点から,環境要因並びに各種放射線照射の生物学的作用の特異性,特に種々な用量・線量や処置日と異常発生との関係について検討する必要があると考えている。今回,我々はDNA損傷,神経堤障害と催奇形感受性の関連性を明らかにするために,妊娠ラットに中性子照射した胎仔並びにタンパク合成阻害剤Fertilysinを投与した胎仔の異常発生,胎仔吸収死亡並びに内臓奇形,特に心・大血管系異常及び外表奇形について報告する。
- 長崎大学の論文
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