HP-1-5 高齢者・障害者のためのロボットシステム(HP-1.ITが拓く近未来の福祉情報システム,パネル討論,ソサイエティ企画)

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概要

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日本のロボット産業は、生産性向上のための有効な手段として、日本の高度成長を支えてきた産業であり、世界シェア60%以上を占める日本が世界に誇れる技術である。ただ、バブル崩壊以降、産業の低迷とともに総じてロボット産業はマイナス成長となっている。一方、日本は、平均寿命が延びと出生率の低下により、急速な少子高齢化が進んでおり、2025年には65歳以上の方が全人口の1/4以上を占めると予想されている。産業界でも2007年問題として、『もの作り日本』を支えてこられた方々の定年による労働力不足、技術伝承が大きな社会問題として取り上げられている。そこで、これからの少子高齢化社会においては、日本の技術であるロボット技術を活用し伸ばしてゆくことが必要であり、本パネル討論では、現状のロボット技術について実例を交えながら紹介するとともに、今後のロボットの方向性についての私見を述べさせていただくこととしたい。
2006-03-08

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