共通教育英語への希望 : 教員と学生へのアンケート結果報告
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
平成16年に信大の教員及び学生に対して行われたアンケートをもとに,データの分析報告を行う。共通教育の英語カリキュラムが18年度に向かって変わろうとしている。それに備えて,学生や現場の教師たちが今までの共通教育英語,また英語教育一般に対してどのような捉え方をしているのか,またどのような意見や希望があるのか,という生の声を聞いておく必要があると考えられたのでアンケートを施行した。結果は,共通教育の英語をもっと総合的なカリキュラムにしてほしいという方向性が教員から聞かれた。学生からは,英語は重要であると理屈で思っているが,現状では使える英語につながっているように思われない。英語の学習はもっと役に立つ英語を学び,専門性と関連していくような目的ある英語科目のあり方がほしい,という気持ちが全学を通じて感じられた。教師に対しての意見もあったが,それにもましてカリキュラムのあり方が問われる結果であったと思われる。
- 信州大学の論文
信州大学 | 論文
- 中学校音楽科における歌唱教材の扱いに関する実態調査(教科教育)
- メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)のファージ型による疫学的調査
- 妊婦・褥婦の尿失禁に対する意識と行動
- 信州大学医学部附属病院における高年初産婦の統計的検討
- 読解力向上のための国語科授業におけるWeb掲示板を用いた遠隔指導の効果