学生食堂の現状と課題 : 利用者アンケートによる分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
よりよい学生食堂のあり方を模索することを目的とし、利用学生へのアンケートにより、学生食堂の現状の把握および今後の課題について分析を行った。学部・学科別・学年・性別による利用者数および利用率に多少はあったものの、全在籍者数に対する利用率は9.8%と全学的に利用率が低いことが明らかとなった。また、学食利用者の学食メニューそのものについての利用頻度がかなり低いことが明らかとなった。これらの原因としては、メニュー内容や価格面などが推察された。さらに「よく食べるメニュー」「あまり食べないメニュー」の結果からも、メニュー内容や価格面での課題が明らかとなった。以上の調査結果をふまえて、その改善案を学食栄養士と協議し、営業上の困難さも考慮した上で、アンケート調査に基づいた学食改善を試みたが、大きな効果が得られなかった。今後、これらの諸課題を解決するためには、組織的な取り組みが必須であり、時間的余裕も必要である。しかし、学生の健康あるいは充実したキャンパスライフの実現を目指すためには、少しずつでも取り組むことが重要である。
- 山口県立大学の論文
- 2006-03-25
山口県立大学 | 論文
- 要介護高齢者を対象としたアクティビティケアにおける担当職種の望ましい役割分担の検討
- 要介護高齢者の睡眠・覚醒パターンに関連する要因-Resident Assessment Protocols(RAPs)を用いた検討-
- 認知症高齢者を対象としたアクティビティケアの効果の検討 : エネルギー消費量および対人交流時間からの分析
- 大雲経における断肉説
- 杜仲茶の抗酸化症