探索位置の予測に基づく時系列データの高速一致区間検出 : 参照区間自由時系列アクティブ探索法(RIFAS法)の改良(テーマ関連セッション1)
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概要
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本研究では2つの時系列信号列から任意の位置の類似区間を高速に探索する手法を提案する.本研究で扱う問題は2つの時系列信号による2次元探索空間を類似点か探索する必要がないスキップ可能領域で埋め尽くすこととして定式化できる.従来手法のRIFAS法はある点の類似度が求まればその周辺にスキップ可能領域が存在することを示して高速化したが,スキップ可能領域の重なりが広く効率が悪かった.提案手法はRIFAS法を基本とするが,スキップ可能領域の重なりが少なくなるように探索点の位置を予測して効率を改善する.映像探索の実験では探索処理時間を大幅に短縮して50分の映像を約1秒で探索でき,番組コーナー検出への応用では高精度にコーナータイトル映像を検出できる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-01-11
著者
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