指導計画の作成,実施,省察におけるドキュメンテーションの役割に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
保育園・幼稚園で指導計画を作成するにあたり,目の前の乳幼児の実態をしっかりと捉える必要がある。そのために保育者は子どもの観察を行い記録をとるが,保育者間では子どもを観察する視点には違いがある。各保育者が作成した記録などのドキュメンテーションを保育者がお互い持ち寄りディスカッションを行う中で子どもに関する新しい発見が見えてくる。さらに子どもの活動等を記録したドキュメンテーションを保護者とともに作成する中で子どもの成長を発見し共に喜ぶことが出来る。本文では,指導計画の作成,実施,省察にあたり,ドキュメンテーションの役割を,保育者・子ども・保護者の3者間でのコミュニケーションとしての側面から考察を行う。
- 新島学園短期大学の論文
- 2006-03-31