P06-(6) 低カロリー副生ガス焚き大容量・高効率コンバインドサイクル発電設備の開発(先端技術フォーラム 日本機械学会賞(技術)受賞グループによる講演とフォーラム,特別企画)
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概要
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三菱重工業株式会社と君津共同火力株式会社は,君津共同発電所5号機発電設備向けに,製鉄所での生産過程で発生する高炉ガスとコークス炉ガスの混合ガスを有効利用し発電用燃料として用いる300MWコンバインドサイクル発電設備を開発した。主機として最新高温技術を適用したM701FS形ガスタービン(GT)を採用し,GT入口ガス温度を1,300℃まで上昇させることで発電端効率48.7%(高位発熱量基準)を達成し,従来実績から大幅な熱効率向上を実現した。可燃範囲の狭い難燃性ガスを全運転範囲にて安定燃焼出来る燃焼器を開発し,GT出口でのNOx排出値はあらゆる負荷範囲において10ppm未満(16%O_2換算値)を達成し,環境性能も優れた設備となった。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 2005-09-18
著者
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