ステレオ走査電子顕微鏡像の無線インターネットによる転送と多人数による観察システムの開発
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概要
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我々はこの10年間、ソフトとハードの両面から走査電子顕微鏡像をステレオ像としてその場で観察できるシステムを開発し完成させた(1〜7)。電子顕微鏡体は高価でかつ試料作成にも高度な技術が必要であり、多くの人は容易に実験や観察に参加できない。しかし、我々の開発したシステムでは無線インターネットで十分に機能し、由り込み部分を残して電顕室から画像を転送させれば、遠隔地にいる多人数にステレオ画像を見せることが可能になった。さらに観察の部分を双方向で、同時に解釈を加えながらステレオ像を見ることもできるようになった。
- 近畿大学の論文
- 2006-03-31
著者
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斎藤 卓也
Department Of Biotechnology Science Kinki University
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柴野 三智子
Department Of Bacteriology School Of Medicine Kinki University
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齋藤 卓也
Department of Biotechnology Science, Kinki University
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