資料・松竹撮影所における歴史的個人的体験
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
「一九九五年十一月六日 松竹大船撮影所OB会記念」として当時のOB会幹事たちによって作られた小冊子がある。そのタイトルには「松竹大船撮影所 昭和二十二年より昭和七年十一月までの全作品一覧」とあり、素直にその時期に製作・封切された全作品の題名と監督名が記されているだけだが、こういう記録の作成・保存が如何に貴重な労作であるか、研究者としては改めてこの会の一員であることに感謝したい思いである。これは戦後松竹映画史そのものであることは当然としても、この背景から更に多くの映画史が浮かび上がる筈であり、そのためにこの稿を起こして見た。
- 日本大学の論文
- 2000-03-05