シブラウ・タラウとその他の物語 : イフィアッリグの口承文学と世界観
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概要
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本論文は、マウンテン・プロビンスのバルリグの口承文学と、彼らの神話に見られるイフィアッリグの世界観の分析である。イフィアッリグはフィリピン北部、マウンテン・プロビンスの南東に位置する町に居住している。イフィアッリグは彼らの言語をフィナッリグと呼んでおり、豊かな口承遺産を持っている。彼らは物語や、彼らがウブ・ウフォクと呼んでいるものを聞くことを楽しむ民族である。イフィアッリグにとって、これらの物語は単なる話ではない。何百年にも渡って世代から世代に受け継がれてきたため、ウブ・ウフォクは彼らの歴史、系図、文化的な伝統の記録として役立っているのである。
- 大阪外国語大学の論文
- 2006-03-28
著者
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