児童福祉法改正と変わる保育所
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1997年、児童福祉法は制定以来50年ぶりに改正された。以降、保育所にかかわる主な改正は、2001年、2003年と続いた。これら-連の改正の中に、現在、そして今後の保育所のあり方を規定する大きな「うねり」の起点があるのでは、という問題意識が膨らむ。その「うねり」とは、保育分野の規制緩和であり 、さらには、それを具現化した公立保育所の民営化などを含むいわゆる「保育改革」である。本稿の目的は、97年以降の保育所にかかわる児童福祉法改正の動きを追い、その中に保育改革につながる起点を確認していくことにある。
- 大東文化大学の論文
- 2006-07-31