直交流熱交換器の限度分布について〔英文〕
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
二流体が直交しながら熱交換が行われる場合は,機械工業および化学工業等で廣く見られる現象である。この理論式の解法については古くから論ぜられているが,筒單な数値計算が行えるような形式の解が望ましい。 筆者はラプラス変換を応用して解法を試み,筒單な級数形であらわすことに成功した。例題のように実際の計算には便利であり,この種の問題の解法には好適であるように思われる。この問題を解くにあたり,有意義な暗示を与えられ終始御指導を戴いた東北大学棚沢泰教授に厚く感謝の意をあらわし,この一篇は昭和26年4月3日日本機械学会東京総会で発表したものであることを附記する。
- 1951-10-01
著者
関連論文
- On Some Application of Laplace-Transformation to the Heat Transfer Problems(Report 7)
- 直交流熱交換器の限度分布について〔英文〕