Equivalent Reflection Coefficient of Snow-Covered Terrain in Microwave Propagation
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概要
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マイクロ波の反射係数測定は,一般大地面に関し地面の誘電特性を明らかにする目的で以前からかなり詳細研究がなされでいる。しかるに雪面に関しては比較的最近カナダ,英国等で積雪地のレーダ等の問題に関連して研究がはじめられたにすぎない。一般にマイクロ波が伝播するとき直接波と地表面からの反射波との干渉があり,後者は積雪面上の実効反射係数変化により影響をうけるので,フエージングを生ずる。筆者は本現象を伝播実験及び近距離のモデル実験によって長期間種々の気象条件のもとに観測し,積雪大地面の実効反射係数が積雪のない時にくらべ著しく大きく,変動も甚しく,また一般に昼の方が夜よりも,また気温の高いほど大きいことを確認した。また偏波面では水平の方が垂直に対するよりは実効反射係数は大きく,その変動も甚しいことが判明した。この際これらの諸現象に対する解析,殊に理論的に偏波面効果の確認が新しく誘導したパラメータKを利用することにより容易となることもあわせ明確となった。 本研究は日本電信電話公社電気通信研究所の委託によって行われた一部であることを附記し深謝申上げる次第である。
- 山形大学の論文
- 1957-03-30
著者
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SUZUKI Michiya
Department of Biochemical Toxicology, School of Pharmaceutical Sciences, Showa University
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Suzuki Michiya
Department Of Electrical Engineering Faculty Of Engineering
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