超音波のエネルギーを利用した治療技術
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概要
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超音波には熱的及び機械的な生体作用がある.更に,微小気泡が存在すると,熱的・機械的作用が強調されるだけではなく,化学的な作用を生じ得るようになる.最近,集束超音波の熱的作用により患部を10秒程度の短時間のうちに加熱凝固する治療法について,臨床応用が盛んになってきた.また,腫瘍選択性と音響化学的活性を併せ持つ物質を,腫瘍に照準した超音波照射により局所的に活性化して,抗腫瘍効果を発生させる研究も進められている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-01-01
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