教材としての「図書館学の五法則」
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概要
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たった五つの法則で、現代の図書館現象のすべてを、ダイナミックに表現できる。短い言葉の一節一節は、民主主義の砦としての≪図書館のこころ≫をも、きっちり捉らえ、「利用者への究極のサービス」を訴える。インドの図書館学者、ランガナタン(S.R.Ranganathan=1892-1972年)の『図書館学の五法則』がそれ。70年近くも前の1931年に発表されたというのに、さすが仏陀の国の生まれ。不可思議な生命力で、ささやかな私の講義にも、救いの手をさしのべてくれた。"五法則"は不滅なのだ。