相模灘調査で収集されたウミトサカ目及びウミエラ目(八放サンゴ亜綱)についての予報
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概要
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国立科学博物館が2001〜2004年に行った「相模灘およびその沿岸地域における動植物相の経時的比較に基づく環境変遷の解明」において収集された八放サンゴ類(狭義のヤギ目を除く)の種組成と分布について,現在までに解明の進んだ範囲内で報告した.併せて,同海域における既知種についても整理して報告した.その結果,相模灘海域からはこれまでにウミトサカ目9科71種が記録されていたが,今回の調査により既知の31種を再確認するとともに,日本初記録の1種と本海域からの初記録1種及び未同定の30種以上が新たに発見された.また,ウミエラ目については,これまでに12科30種が記録されていたが,今回の調査により既知の11種を再確認するとともに,未同定の6種以上が新たに発見された.未同定種の中には,未記載種と考えられる種も含まれているが,詳細については別途報告する.
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