北海道大沼国定公園湖沼群の種の多様性と環境教育フィールドとしての可能性
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概要
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理想的な環境教育には、ありのままの自然のなかで生物がどのような生活を営むかを知る自然誌教育の観点と,学習者が自然保護運動や住民活動に参加できるような,学校教育の枠を超えた社会における教育機会が必要とされる。火山,湖沼,湿地および森林生態系に恵まれ,種の多様性が高く,北海道有数の観光地でもある大沼国定公園および湖沼群は,そのような教育活動が実施可能な,社会的,自然科学的,歴史的条件を備えており,今後,教育プログラムの開発や学習ガイドブックの製作によって,理想的な環境教育フィールドとなりえる可能性が認められた。
- 2005-12-20
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