ロバート・ブラウニングの『縁日のフィフィーン』を読む
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概要
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ロバート・ブラウニングの『縁日のフィフィーン』は、フランスのブルターニュ地方の保養地ポルニックでの縁日で見かけたジプシー娘に着想を得た作品。縁日の芝居小屋の芸人、フィフィーンに欲情を刺激された「ドン・ジュアン」的人物がその妻エルヴィールを相手に自己弁護を語る劇的独白詩。妻を愛する気持ちに偽りはないが、なぜ、この娘に惹かれるのかを、自己分析をとおして、人間の現実を見詰める。
- 2005-09-30
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