ショパン作曲Op.10-3「別れの曲」におけるバラードとしての解釈の試み : 練習曲の新しい解釈
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概要
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練習曲の多くは、ただ手指の技巧の向上を狙ったものとして作曲されてきた時代もあるが、時代を経るごとに、性格的小品として作曲されるようになってきた。確かに、技巧的にも難度が高いものであるが、それを超えたところにある音楽性について、今回はこの作品をひとつの「バラード」と捉え解釈の可能性を探ってみた。結果バラードとは言い切れないところもあるかと思うが、物語のワンシーンとして、解釈できたように思われる。
- 東大阪大学の論文
- 2006-03-15