児童虐待対応の問題点について
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概要
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平成16牢度の全国児童相談所における児童虐待相談の処理件数は32,979件であった。この数字は厚生労働省が虐待の統計を取り出した平成2年度からの最多の件数である。この件数は平成2年度の30.0倍にあたる。特に「児童虐待の防止等に関する法律」の施行以来年々増加の傾向にある。「児童虐待の防止等に関する法律」が成立して5年経過するが一向に減少の気配がないのは何故なのか。と同時に、子ども達が虐待により命を落とすケースが増えている。次代を担う子どもたちが、親の「しつけ」と称する名の下に、いとも簡単に命を落とすケースが後を絶たない。児童虐待の対応に関して考えてみた。
- 2006-03-15