軽度発達障害児の問題点と対応 : ADHD(注意欠陥多動性障害),アスペルガー障害を中心として(<特集>最近の医療のトピックス)
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概要
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ADHDやアスペルガー障害に代表される軽度発達障害における関心は医療関係者と教育現場で近年高まってきている.軽度発達障害の子供たちの一番の問題点は知的に明らかな遅れがないためさまざまな困難を抱えているにもかかわらず障害に気づかれない点である.軽度発達障害の子供たちへの早期介入は,二次的に併発する情緒や行動面での問題を予防する上でも非常に重要である.そしてこのような子供が通常学級に在籍しながら,それぞれ個人にあった,個別の教育がうけられるようにするための特別教育支援が文部省によりたちあげられている.教育・医療にかかわるさまざまな職種・機関が協力して早急に軽度発達障害の子供たちの支援体制を確立する必要がある.
- 順天堂大学の論文
- 2005-12-30
著者
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