放送・通信融合下での法制度設計の枠組み : フランス法を素材として
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概要
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「放送」と「通信」の「融合」がとなえられて久しい。「通信」と「放送」とを法概念として区分し、各々に固有の法制度を構築してきたこれまでのスタイルを、今後もわが国は維持すべきか。あるいは、そこでの法制度設計ないしは行政介入のありかたを見直し、さらには「融合」下での新たな法概念を不可避のものとして展望すべきか。当該領域における従来からの問題点をふまえつつ、2004年に重要な法改正を試みたフランスの経験を素材に、規範論の展開も念頭に置いてわが国への示唆可能性を検証する。
- 名古屋市立大学の論文
- 2006-01-10
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