財務インフラとしてのXBRL(セッション4)
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概要
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XBRL (eXtensible Business Reporting Language)は、企業の事業報告の作成、流通、再利用を促進する目的として開発されたXMLベースのマークアップ言語である。インターネットの普及が拡大している現在においては、企業の開示情報は印刷物での流通に限られていた頃に比べて、格段に入手が容易になっている。一方、インターネットで入手できる企業情報は、HTMLなど文書フォーマットが中心であり、入手した企業情報を再利用するためには、文書を成型した上で、必要な情報を再入力する必要がある。XBRLは、メタ言語であるXMLを利用して、企業情報の意味を定義し、その意味が共通に利用されることによって、XBRLで記述された企業情報の再利用を容易にする。
- 2006-11-30