術後痛ラットモデルにおける神経成長因子とロイコトリエンB4の作用
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概要
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術後痛における神経成長因子(NGF)とロイコトリエンB4(LTB4)の役割を調べるために,Brennanの術後痛ラットモデルを用いて,足底部の皮膚切開部位にNGF,LTB4,抗NGF抗体,LTB4受容体括抗薬であるONO4057を投与して,その疼痛閾値に対する効果をvon Frey testで検討した.結果はNGFとLTB4投与で術後痛は変化しなかったが,抗NGF抗体とONO4057投与により術後痛は有意に減少した.よって抗NGF抗体とONO4057は,術後痛を抑制する可能性が示唆された.
- 2006-03-25
著者
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