(5)極域雪氷水等の環境試料の極微量分析方法の開発に関する研究(b.STAフェローシップ,5.科学技術振興費による研究,2.(1)研究課題一覧,2.研究活動)
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概要
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誘導結合プラズマ質量分析装置を用いて北極域より採取した雪氷コア試料中の化学成分分析を行った。雪氷コアの切断、前処理、分析に至るまで、実験室からの汚染をさけるためにすべてプラスチック製の器具を用い、クリーンルームまたはクリーンベンチ内で作業した。誘導結合プラズマ質量分析では、わずかな試料から極微量の元素濃度を測定するために、低温プラズマ法による分析法を開発した。その結果、100μlの極域雪氷コア試料からpptレベル(1兆分の1)の分析精度が得られた。
- 2001-10-30
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