1045 合板の塗装皮膜に生ずるクラツキングについて(材料・施工)
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概要
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以上は、観察から得た判定による推論であるが、クラッキングの生ずる原因として挙げられることの出来る著しいものは下記の2つであると考えられる。1.施工上の不備から発生するもの2.薄板の欠点に起因して発生するものこの判断把基けば、クラッキングの防止対策として、塗装技術のうえから考慮を必要とすることは、次の如くである。1.目止作業を出来るだけ完全に実施し、且目止剤の附着力、機械的強度を大ならしめる。2.化粧薄板が割れを含まぬよう、現在の表裏を反対にして貼付けることもまた有効であると思われる。この場合表面に表れた割れに対してはシーラーの摺込み等によつて割れの部分を接着する。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1958-10-05
著者
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