特許引用文献調査による技術革新の源泉となった知識の研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は,産業に有用な技術が発明された際に,発明者がどのような知識に依拠していたかを明らかとすることを目的として行われた。用いた手法は,特許の明細書に引用されている学術論文等を技術分野別に調査する計量書誌学的手法である。特許中に引用されている学術論文等(サイエンスリンケージ)については,それらの著者の属性および謝辞に記載されている助成機関についても調査を行った。本研究により,サイエンスリンケージの強い分野ほど日本の技術競争力が低いこと,および,産業に有用な技術が依拠していた学術論文の大半は米国において研究されたもので,それらの多くは米国の公的支援を受けていたことが明らかとなった。
- 2006-03-30
著者
関連論文
- 日本の製造業におけるISO9000認証取得と財務業績との関係
- 特許引用文献調査による技術革新の源泉となった知識の研究
- 1D18 サイエンスリンケージ分析によるNTT・研究開発人材マネジメントの研究((ホットイシュー) 戦略的人材システムに向けた課題 (3), 第20回年次学術大会講演要旨集I)
- 20pWA-11 イノベーションネットワークの解析(経済物理学,領域11,統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理)