Show & Tellを用いたスピーチ活動 : 自己表現と学びの共有を求めて(英文)
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概要
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中等教育の外国語教育現場においては,「コミュニケーション能力の育成」がひとつのキーワードとして強調されている。しかしながら,学生を対象としてアンケートを行ったところ,「英語で自分の意見を発表する」という経験のない者が大多数を占めている実情が明らかとなった。この状況を考慮した上で,初歩的な自己表現能力の育成を目的としてShow & Tellを導入した。全体の構想を練るにあたり,一連の活動を通じて少しずつ自信を積み上げていけるよう,情意面への配慮を強く意識した。この活動を通して多くの学生は自己表現活動を楽しみ,またクラスメートとの学びの共有に大きな意義を見出したようだ。
- 2005-12-15