有機アニオントランスポーターOATP-Cに見られる遺伝子多型と輸送活性
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概要
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OATP-Cは肝臓の血液側膜に存在し,様々な化合物を血液中から肝細胞内に取り込む.この取り込みが肝排泄の第一段階であり,薬物動態を考える上で重要なステップである.OATP-Cの遺伝子多型が近年多数同定され,人種による違いや,輸送活性の変化に起因する薬物の体内動態の変動がしだいに明らかになってきた.
- 奈良県立医科大学の論文
- 2006-06-30
OATP-Cは肝臓の血液側膜に存在し,様々な化合物を血液中から肝細胞内に取り込む.この取り込みが肝排泄の第一段階であり,薬物動態を考える上で重要なステップである.OATP-Cの遺伝子多型が近年多数同定され,人種による違いや,輸送活性の変化に起因する薬物の体内動態の変動がしだいに明らかになってきた.