「離島の離島」高齢者の生活ネットワークに関する一考察 : 鹿児島県瀬戸内町を事例として
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
「離島の離島」高齢者の「生活ネットワーク」は,島内での自立的な生活を支援し,相互扶助関係を維持している。しかし,サポート・ネットワークを常時必要とするとき,島(集落)外ネットワークの所在する方向に生活の場を移動させ,広がりをもつ。また,それは,地域社会や社会資源の変容とともに変化しており,「生活ネットワーク」を捉える視点として,高齢者や地域がもつ価値や世界観の理解が必要であり,過疎化・超高齢化する島(集落)での生活を維持継続するためのネットワーク構築は課題としてあげられる。
- 鹿児島国際大学の論文
- 2005-10-30
著者
関連論文
- 離島高齢者の生活と養護老人ホームの現況に関する一考察 : 利用者の語りを中心として
- 「離島の離島」高齢者の生活ネットワークに関する一考察 : 鹿児島県瀬戸内町を事例として
- 瀬戸内町請島と与路島の高齢者の生活と福祉ニーズについて : 座談会形式の聞き取り調査からのまとめ
- 離島の「離島」における高齢者介護に関する一考察 : 加計呂麻島,請島,与路島高齢者の現状分析より