抑うつ尺度を活用した一地区住民のこころの健康とライフスタイルの関連
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
住民主体の「健康な地域づくり」が求められている現在,地域の現状を把握し,こころの健康とライフスタイルとの関連を明らかにする必要がある。今回,一地区住民を対象に,こころの健康についてアンケート調査を行った。こころの健康は,抑うつ尺度(GDS-15)を指標に,うつ傾向「あり」群と「なし」群に分類し,ライフスタイルとの関連を検討した。その結果,うつ傾向「なし」群は以下の特徴を示し,より良いと思われるライフスタイルにある者はこころも健康である事が明らかになった。(1)自覚的に健康である,(2)健康志向が強い,(3)健康行動を上手にとれる,(4)よい生活習慣を持っている,(5)社会性に富んでいる,(6)生活満足度が高い。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 2002-03-31