看護学生の老人イメージに関する研究
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概要
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看護基礎教育における老年看護学の教育内容に示唆を得るために,老年看護学を学ぶ直前の看護学生にSD法を用いた老人イメージの調査を実施した。その結果,高齢者に対して全体的にマイナスイメージを抱いていること,イメージに影響する因子として,祖父母との同居経験の有無や祖父母の健康状態,祖父母との親密な会話の有無などがあることが分かった。老年看護学において,統合された能力をもつ高齢者のプラスイメージをより強化し,高齢者の理解やケアに柔軟な捉え方が出来るよう,教育内容の検討が必要である。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 2000-03-20
著者
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