アメリカ家政学会誌掲載論文にみる家政教育学の研究動向
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概要
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本論は,1909年から2000年までに発刊されたアメリカ家政学会誌(全890冊)に掲載された研究論文(全6,799本)の中で,家政教育学領域に分頬された1,318本について研究動向を分析し,その特質を明らかにした。20世紀のアメリカ家政教育学研究は「内容」を中心に,「制度」,「方法」,「本質」,「教育課程」が重要なテーマであった。家政学創設期の中心課題は「内容」であり,近年代は「制度」や「方法」が重視されていた。クラスター分析の結果,1910年代および1990年代は他の年代との類似性が低く,論文構成の独自性が強いことが明らかとなった。
- 大阪教育大学の論文
- 2006-02-28