ミドル・シニアエイジにおける男性学習者の意識と行動
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概要
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産業構造の変化の時代における男性のライフコースについて検証するため,区立生涯学習施設で学習中の成人男性1200人に聞いた。回答者(437)のうち,就業者(242)の41%,非就業者(195)の97%が60歳以上であった。就業者群は継続学習で「自分と違う考えが理解可能になった。生活に張りができた」と捉え,今後は「自治体の講座・大学公開講座・通信教育等」を希望し,キャリア・アップを望んでいる。非就業者群は「自分を客観視できるようになった。教養が高まった」と捉え,「生活の張り,健康保持」も重要視している。両群とも,継続学習への行動力が精神的・社会的自立を助長すると意識しているが,具体的なライフプランを模索している様子もうかがえる。
- 東京経営短期大学の論文
- 1999-03-31
著者
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