西南日本領家帯の三都橋花こう岩体の石英閃緑岩中のざくろ石とカミントン閃石
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概要
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西南日本領家帯の三都橋花こう岩体を構成する石英閃緑岩で、苦鉄質鉱物としてホルンブレンド-黒雲母の他に、アルマンダイン質のざくろ石またはカミントン閃石を含むものがある。マグマ中の高いFe/Mg比と低酸素分圧下の結晶作用によって、花こう岩質深成岩類では比較的まれなざくろ石-ホルンブレンドの共生が生じた。
- 地学団体研究会の論文
- 1997-11-25
西南日本領家帯の三都橋花こう岩体を構成する石英閃緑岩で、苦鉄質鉱物としてホルンブレンド-黒雲母の他に、アルマンダイン質のざくろ石またはカミントン閃石を含むものがある。マグマ中の高いFe/Mg比と低酸素分圧下の結晶作用によって、花こう岩質深成岩類では比較的まれなざくろ石-ホルンブレンドの共生が生じた。