雇用システムについての一考察 : 北米勤務の経験をもとに(第5報告,自由論題報告,日本経営教育学会第54回全国研究大会)
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概要
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本報告では人事制度を採用、賃金・評価、異動、教育、退職といった要素からなる雇用システムととらえ、北米型雇用システムと比較することにより、日本型雇用システムの特徴を考察した。金融やITといった一部のビジネスを除き、いわゆる「グローパル市場」なるものは存在しない。市場は地域的な制約の中に存在し、企業経営も国や住民、法律、習慣、習俗を無視できない。中でも雇用システムはそうした地域の是認、社会的共通価値と密接にリンクしている。90年代に入って日本企業は職能資格制度を導入したが、それは他の要素とそぐわないもので雇用システムに歪みをもたらした。また歪んだ雇用システムは日本社会の共同価値との間に乖離を生んだ。さらに日本社会の共同価値そのものも「グローバル価値」との対立で揺らいでいる。したがって、日本の雇用システムを見直すにあたっては社会の共同価値まで掘り下げて考えていく必要がある。
- 2006-10-27
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