230 弾性支持構造の研究(其の1) : 垂直荷重を受ける鞍型ラーメンに就て(構造)
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概要
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ラーメンの支持方法に、単純支持と完全固定とがあるが、両者共ラーメンの形及び剛比が定まれば、定性的にラーメンの曲げモーメントの分布が定まり、亦完全固定のラーメンは、実際には地盤の弾性等により、基礎が廻転を生じ、実施された建物の曲げモーメント分布がはつきりしない点があるので、柱脚に腕を出しその端部でラーメンを単純支持する方法を採用した。この事により、地盤の弾性問題は排除され、かつラーメンの曲げモーメント分布を,腕の長さにより任意に変化することが出来る。本論文では、鞍型ラーメンが垂直荷重を受ける際、等断面の柱、梁を使用する場合に就て、経済性より考察した。
- 1956-10-05
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