フランスのイメージとフランス語学習
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
外国語学習の「文化的側面」において何をどのように教えるか、議論が繰り返しなされているが、ここでは、未習外国語としてフランス語を勉強しはじめたばかりの大学生が持っているフランスへの距離感と、フランス語学習に対して作るイメージを確認して「文化的側面」を考えるための指標のひとつとしたい。学生たちは、憧れとともにフランスを眺めているが敢えてそこに近付こうとしない。憧れのフランスというブランドを、むしろ自文化内での差異化の道具としている。こうした距離の取り方は、学習に対する態度にも見られる。もっと「能動的」な学習の有効性を認めつつも、知識の受容者/傍観者でいつづけようとする。
- 大東文化大学の論文
- 2003-02-10
著者
関連論文
- 協調学習支援環境 iDAP
- 遠隔・オンデマンド学習向け語学教育システムの開発
- フランス語教育における「文化」の転回、停滞、課題
- 外国の文化を教えるということ
- フランスのイメージとフランス語学習
- 異文化間能力と「言語バイオグラフィ」
- Common European Framework of Reference for Languages (CEFR)と異文化間能力について(平成19年度 語学教育研究所 研究発表会要旨)