Adaptive Dimming法の調光方式とLCD消費電力低減効果(画像技術・視覚・その他一般)

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概要

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Adaptive Dimming法はLCDのバックライト輝度を抑え、信号を増加し元画像の輝度を忠実に再現しつつ消費電力を削減する。本研究では全面調光(0D)、ライン調光(1D)、個別調光(2D)の3種類の調光が可能なLEDバックライトを作製し、adaptive dimming法を動画に適用して各調光方式の消費電力低減効果を比較した。Post-gamma APLが8.0%の動画に対して0D調光では通常の83%、1D調光では71%、2D調光では50%の電力で表示することができた。また、消費電力の削減率と調光制御方式の関係についてシミュレーションを用いて調べ、調光ブロックサイズ40×40ピクセル、調光周期30フレーム、調光段階数24とすれば十分であることがわかった。
社団法人電子情報通信学会の論文
2006-09-28

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